暮らしの役立ち情報
【マナーを守る】 音に気をつけましょう!
マンションでは、それぞれの住戸の壁や床、天井が接しているため、上階の洗濯機の音等の生活音が階下に響くことや、階下の音が上階に伝わることもあります。また、左右の住戸に響くこともあります。お互いに音への気配りを心がけたいものです。
防音対策
- ドア・窓の開閉はやさしく
ドアや窓の開閉時の音は案外響くものです。特に深夜は気をつけましょう。 - 深夜は特に配慮する
共用廊下を歩く、浴槽の水を抜く、給湯器を使う。昼間は気にならない音も深夜は音が響きます。車の空ぶかしも配慮が必要です。 - 時間帯に配慮
早朝・夜間のピアノや楽器の演奏は大変迷惑です。防音工事を行なっても完全に音を消すことはできませんので、十分な配慮が必要です。
!ちょっとひと工夫!
●スリッパをはく
(底がフェルトのもの)
下階への音の伝わりを抑えてくれます。
●部分的にカーペットやマットを敷く
物を落とした時や歩行音が響くのを抑えてくれます。
●防振ゴムを活用
市販の防振ゴムは洗濯機の足の部分に使用すると◎。
●フェルトを貼る
床がフローリングの場合、イスの出し入れの音が気になります。
脚にフェルトを貼ることで音を弱めてくれます。
■e-暮らしコラム(月刊 e-暮らし研究所通信 11月号)より
マンションの音の問題に関する相談が多く寄せられています。特に上階からの騒音について我慢できないというものが多く、子供が走ったり飛び跳ねたりする音や扉などを閉める音がうるさくて眠れないなどです。マンションと音の問題は永遠の課題のようですから、マンション管理に関与するものは日常的に注意をはらうことが必要と感じます。
そんな中、この問題にひとつの方向が示されました。10月3日に東京地裁がマンション上階の子供の騒音に対して賠償を行うよう命じました。これは、子供のしつけを行うなど、住まい方を工夫し、誠意ある対応を行うのが当然であるにもかかわらず、それを怠っていることが不誠実な対応であり、下階住戸の受忍限度を超えたものであるためということです。
マンションに住むということは、音が伝わることを前提に購入または賃借して、生活しているはずです。いくら他人同士はいえ、お互いのちょっとした気配りやコミュニケーションの努力で解決できる要素も多いはずです。生活パターンの違いが大きい場合や家族構成の違いなど、状況によっては運不運もあると思いますが、訴訟問題になる前に、当事者双方が自らコミュニケーションをとり、お互いを理解し合える環境づくりをすすめることが重要であると考えます。
e-暮らし研究所 所長 暮の助