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暮らしの役立ち情報

【リフォーム】 テーマ別リフォームシリーズ「照明」

リフォームに関する顧問研究員

今野 緑(こんの みどり)

マンションでのLOHAS&デザインリフォームを紹介。


洞爺湖サミットも終え、ますます省エネに対する問題は国や企業レベルだけでなく、個人の意識にも問われる問題として捉えられるようになってきました。
各地のイベントにあわせてライトダウンをされたご家庭も多かったのではないでしょうか。
省エネは環境に優しいと同時に家計にも優しく、エコライフ製品は様々なジャンルから日々生まれています。
今回はご家庭の照明器具について、節電にお奨めの電球や最新の照明器具をご紹介いたします。









●意外とかかる照明の電気代

私たちの家庭では、電気の約7割はエアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビの4つに使われています。消費電力量の多い機器にきちんと対応することが、省エネ効果を高めるポイントになります。
家電製品の買い替え時にエネルギー消費効率の良い機器を選ぶことは家電メーカーの企業努力により周知のことかと思われますが、照明器具も家電同様、器具や電球を高効率のものに交換することで電気代を節約、省エネに貢献することができます。


■白熱灯
温かみのある光色で演色性やムードのある雰囲気のお部屋に。電球代は安価だか、電気代は割高。
→ ON・OFFが多いトイレや廊下ダイニングのペンダントやスタンド、ブラケット、ダウンライトなどお部屋のサブ照明に最適
■電球型蛍光灯
経白熱灯とほぼ同じサイズのコンパクトな蛍光灯。白熱灯に比べて、消費電力が少なく長持ち。
→ シャンデリアやダウンライトを主照明で使用するリビングのあかりなどに最適
■蛍光灯
経済的で長寿命。さわやかな明るさで作業性の高い場所、長時間使用する部屋にお奨め。
→ お子様の勉強部屋、ITスペース、キッチン灯、キッチン手元灯などに最適


住まいの明かりはなくてはならないもの。皆様のお宅では、白熱灯と蛍光灯どちらのあかりを多用されていましたか?

●白熱電球はなくなるのか?

一般家庭のあかりは上述のように従来、蛍光灯を白熱灯を併用してきましたが、世界的な動向として消費電力の少ない蛍光灯やLEDへの転換が促されています。
  これは地球温暖化対策のひとつとしてCO2の削減に貢献できるもので、オーストラリアやアメリカではすでに今後白熱電球の生産や販売を禁止する方針がなされており、日本においても今後電球型蛍光灯が白熱電球に取って代わる方向になっていくと思われます。



では今後どのようにあかり、ランプの使い分けをしていけばよいのでしょうか?

●ランプ別電気料金の比較

白熱灯は1個180円前後で購入できるので、電気代が少々割高でもお得な気になりがちです。
しかし、ランニングコストを考えると蛍光灯・電球型蛍光灯のほうがお得であるということが右表でも明らかです。

  • 電球型蛍光灯と白熱灯の比較
    電球代は割高ですが、電球型蛍光灯はW数1/4で同じ明るさを得られ、寿命は6倍になります。



参考: 電気代の算出方法




●蛍光灯の進化

蛍光ランプは従来のものよりも、コンパクト、スリム化しながら高効率、長寿命で性能の高い電球が一般家庭で使われるようになっています。


1.シーリングライトも高効率・スリム化

リビングや勉強部屋など部屋全体を明るく灯すシーリングライトは長時間使用するため経済的で長寿命のランプがおすすめです。

①スリム蛍光管・二重環形蛍光ランプの利点

薄型でコンパクト

  • 天井に埋め込みのダウンライト等が構造上使用できない場合、天井をなるべくすっきり見せることができます。
  • 天井高が低い場合もスリムな照明器具ならば圧迫感がありません。
  • 同じワット数で明るさが増すのでお年寄りのお部屋や子供部屋にも最適です。
  • 二重環形蛍光ランプは100%→60%→10%→0%と段調光ができ、省エネでかつ、TPOにあわせお部屋の明るさを変えることができます。

②平面スパイラル形蛍光ランプの利点

幅Φ123mm、薄さ8.5mmのコンパクトサイズ。

  • 発光面を平面のらせん状にすることで電球がコンパクトになり、ブラケットやペンダントなど小型の照明器具にも平型の蛍光灯が採用可能に。
  • 光は均一で発熱量も少ないのでダイニング照明など演色性を出せる白熱灯向きの照明計画にも向いています。


③従来の蛍光ランプとの比較

  • 従来の蛍光ランプと同じワット数で明るさが約1.3~4倍増します。
  • ランプの寿命はいずれも12000時間で2倍長持ち。1日6時間の点灯ならば約5年間取替えの必要がありません。









2.電球型蛍光灯は用途に応じてさらに使いやすく

場所や用途によっては白熱灯のほうが利点が多いと認識されていた不利点を解消する電球型蛍光ランプも台頭してきています。
電球代は白熱灯に比べて確かに割高ですが、用途に応じた正しい電球をセレクトすれば、長い目で見て確実に家計に優しくエコな選択になります。

○松下電工の省エネランプ
パルックボールプレミア パルックボールクイック 無電極パルックボール
スイッチの入り切りの多いトイレ灯などに
パルックボール プレミアは10秒ON/10秒OFFでも約30,000回の点滅性能を実現。 トイレ、廊下などこまめに入/切し節電したいところにおすすめです。
消費電力10ワットでシリカ電球60形と比較して電気代が約80%カット。 ランプ寿命10,000時間
瞬時に明るい蛍光灯
白熱灯に比べて明るくなるまでに時間がかかる蛍光灯の不利点を解消したランプ。家庭の居間や食卓の照明に加えて、点灯時間が短く頻繁に入/切する洗面所や廊下などにおいても快適に使用できます。
ランプ寿命13,000時間。
取替づらい高所には長寿命ランプを
シリカ電球の定格寿命1000時間の30倍、30000時間が無電極パルックボールの寿命です。毎日10時間点灯しても8年交換不要ですので吹き抜けなど交換しづらい場所にも便利です。
 
 



●次世代照明  LEDのあかり

一般家庭の明かりには足元フットライト等で使用されてきたLEDランプも温暖化対策や省エネルギー性の高さを評価され次世代の照明として商業用施設に採用する企業も現れてきました。
しかし、明るさやコストの問題で、一般家庭に大きく普及するのはまだまだ先の話になるかと思います。街頭にライトアップされているイルミネーションに触れてみたことがありますか? 電球部を触ってもまったく熱を感じないイルミネーションはLEDランプです。真夏に涼しげなライトアップも環境に配慮されているのです。



●真夏にスローな夜を愉しんで

照明ををこまめに消したり、待機電力を減らす努力ももちろん大事なことですが、時には家の明かりを消してキャンドルナイトを愉しむのも省エネのひとつ。
キャンドルのあかりでゆっくりお風呂に入ったり、大切な人と食事をしたり、夜空の星をながめたり・・・。
おしゃれな雰囲気づくりを愉しみながらエコも考える。
そんなことを多くの方々にしていただくことも、地球環境に貢献できるひとつの方法だとしたら、毎日が楽しく過ごせるような気がします。

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