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暮らしの役立ち情報

【ガーデニング】 月刊ガーデニングニュース(2009.12月号)「庭とコミュニケーション」

ガーデニングに関する顧問研究員

尾崎 友美(おざき ともみ)

マンションで四季を通じていろいろなガーデニングの楽しみ方を提案。




「庭とコミュニケーション」


“緑と花のスペースで、地域の方々とのコミュニケーションを”・・・よく見かけるフレーズですが、今日は「これって、本当ですよ」というお話し。

小杉造園では、ちょっとしたきっかけをいただきまして、9月から10月にかけてアゼルバイジャンという国で、800坪からなる大きな日本庭園の設計・施工を手掛けました。


アゼルバイジャンは、カスピ海の西に位置する国で、独立後は産油国として目覚しい発展を遂げています。今回は、前大統領の記念公園を整備する国家プロジェクトの一部として、日本庭園をつくらせていただきました。

かの地では、在住日本人がとても少ない。私たちは、工事期間中5人から10人の単位で一ヶ月滞在しましたので、すっかり有名人になってしまったことと思います。もちろん、珍しい異国の人々に興味があるのでしょうが、毎日毎日、職人技を眺めている近所のおじさん、毎晩夕食に誘ってくれる近所のおばさんなど、多くの方々が面倒を見てくださいました。そのうち、日本の電動工具が珍しいのでしょうか、包丁を研いで欲しい、ホウキの柄を直して欲しいと行列ができる始末。小杉造園アゼルバイジャン営業所よろず引受係の開設状態になる次第でした。

ともあれ、突貫工事の1ヶ月(機会があれば工事の内容もご紹介させていただきます)でした。完成後の記念式典では現大統領が訪れ、「我が国に、すばらしい日本の伝統文化を紹介してくれてありがとう」とねぎらいの言葉を掛けてくださいました。その風景が、アゼルバイジャンのTV放送で何度も何度も放映されていました。担当大臣からも「今後とも、両国の盛んな交流を望みます」といっていただき、私たちにとっても記憶に残る仕事となりました。日本の緑の文化が、市井の人々から、一国の元首・閣僚とのコミュニケーションへと広がった出来事でした。



私たちは、マンションの緑を管理させていただきながら、時には奥様方と寄せ植え教室を開催したり、時には子どもたちと樹名札づくりを楽しんだりしています。皆さんのなかでも「たまには緑や花をきっかにして、ご近所さんとコミュニケーションしたいな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。いろいろとご支援させていただきます。





【ガーデニングの疑問、何でもお答えします】

      Q:
美しいヒメシャラの姿が気に入り、南の庭に植えましたが枯れたように元気がありません。何か原因があるのでしょうか?
      A:
夏の可憐な花も、落葉後の立姿も美しい人気の樹種ですね。一般には日の当たる肥沃な土壌を好みます。しかし、夏の暑い西日に弱いという性質があります。たぶん、この夏以降にご質問の状態になったのであれば、このことが原因ではないでしょうか。次に植える機会では、西日の当たらない場所を選んでみてください。

       

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