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マンション管理の役立ち情報

【共用部分のマナー】 違法駐車の問題、どう解決する?

マンションにおける違法駐車の問題は、「ペット」「生活音」と並び、マナーの3大課題の一つです。特に管理組合にとって、頭の痛い問題になっているケースが聞かれます。それでは、ここで違法駐車の問題とは、何が原因で、どのように解決すればいいかを考えていきます。

●違法駐車するのは誰??
マンションでよく起きるのは、敷地内の駐車場ではない空いたスペースに無断で駐車するケースです。これは、マンション居住者への来客者であったり、マンション居住者が一時的に停めてしまう場合や、部外者が勝手に停めるケースもあるかもしれません。
いずれにしても、よほど敷地に余裕のあるマンションでないと、放置しておくといろいろな問題が出てきてしまいます。誰が停めているのか、そして原因は何なのかをはっきりさせたうえで、解決の方法を検討することが大切です。

●違法駐車でどんな問題が起きるの?
では、どのような問題や障害が発生するのでしょうか。以下のようなトラブルが考えられます。
1.敷地内駐車場利用者の通行の妨げになる。
2.消防車や救急車など緊急車両の通行の妨げになる。
3.管理組合の資産である縁石、芝生、植栽または歩道などの舗装面を傷める。
4.一台が違法駐車することで他の違法駐車を誘引してしまう。
このように、やはり放置しておくとさまざまな問題に発展してしまうので、早期に解決を図る必要があるでしょう。

●対策の基本は意思表示と停められにくくすること
警察に頼んでも、私有地内の違法駐車はレッカー移動してくれません。
したがって、マンションの状況などによって対策は違ってきますが、まず駐車禁止の意思表示をすることと、違法駐車されるスペースに停められにくくすることが大切です。

●ハード面の対策は
周辺に看板を立てるなど、見えやすいところに駐車禁止の意思表示をすることが第一です。
敷地内車路であれば、路面に「駐車禁止」と表示したり、ゼブラゾーンを設けることも必要でしょう。駐車禁止表示入りのカラーコーンを置くのもひとつですが、簡単に移動できたり、風で動いたりするので効果は限定的かもしれません。
縁石や歩道などであれば、ある程度の重量のあるものか、固定されているもので対策することです。プランターを置いたり、バリカーを設置することが有効でしょう。

●ソフト面の対策は
警察では所有者が誰なのかは教えてくれませんが、所有者に連絡をとって移動の指示は出してくれます。通報を続けることも有効な方法でしょう。
また、マンション居住者の違法駐車の場合は、管理組合として対応が可能です。組合員に継続的に告知を行って趣旨を周知することが第一ですが、効果が無い場合は、違反者を理事会に呼んで事情を聞きつつ指導を行うことも必要でしょう。管理規約を改正して罰金を徴収できるようにするなどルールで縛ることも対策のひとつでしょう。

以上、原因究明から対策案まで述べてきましたが、ハード面とソフト面の対策を組合せて総合的に実行していくことで、解決につながるでしょう。

e-暮らし研究所 所長 暮の助

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